数学教師のインフラ(English and French)ブログ
異文化への興味の扉を開く、数学教師のブログ
Boulangerie(フランスのパン屋)

🇫🇷🥖【パン活日誌】伊勢のパン屋「麦」の季節のカンパーニュと、日仏のカンパーニュ事情

Bonjour!

今日は、三重県伊勢市にある大好きなパン屋さん「麦」さんの、季節のカンパーニュをご紹介します!

そして、フランスと日本のカンパーニュの違いについても深掘りしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

パン屋「麦」の宝石!季節のカンパーニュ

今回「麦」さんで出会ったのは、柑橘、アプリコット、レーズン、カシューナッツが贅沢に詰まったカンパーニュです。

ひと口かじると、ライ麦の香ばしさフルーツの甘酸っぱさ、さらにナッツのカリッとした食感が、まさに三重奏のように口の中に広がります!

以前購入した「3種のキアヌとナッツのカンパーニュ」も絶品でしたが、やはり単品でじっくり楽しむなら、ドライフルーツとナッツがごろごろ入ったタイプです。

🇫🇷フランスでは「カンパーニュ」は主役ではない?

さて、先日フランスを旅行した際、少し驚いたことがありました。それは、「カンパーニュをあまり見かけない!」ということ。

ブーランジェリー(パン屋)ではたまに見かける程度で、ホテルの朝食では圧倒的にクロワッサン、パン・オ・ショコラなどのヴィエノワズリー(菓子パン)、そして昼食や夕食のお供はバゲット

「本場のカンパーニュを!」と期待していた私は、正直少しがっかりしました。

日本とフランス、カンパーニュの大きな違い

日本に帰ってきてからカンパーニュについて調べてみると、日仏のカンパーニュには次のような違いがあるようです。

特徴🇯🇵日本のカンパーニュ🇫🇷フランスのカンパーニュ
具材ドライフルーツやナッツ入りが人気基本はプレーン(具なし)
食感ライ麦少なめでややソフトライ麦多めでハードな食感
立ち位置料理の付け合わせとしてだけでなく、
ごちそうパンとして単体でも楽しむ
食事の付け合わせとしてメインお供として

つまり、日本で愛されている(私が愛しているだけかも?)ドライフルーツやナッツがたっぷり入ったカンパーニュは、フランスにはあまりない、日本独自のパン文化の中で発展したスタイルなのかもしれません。

フランスでは、朝食にはクロワッサンやパン・オ・ショコラ、ブリオッシュにオレンジジュースとコーヒーというのが定番です。また、昼食や夕食の食事に合わせるパンはほぼバゲットが担っており、カンパーニュはそれほど目立たない、というのが現状のようです。

「麦」さんのように、具材の組み合わせまで探求し、私たちを魅了してくれる日本のカンパーニュ文化は、本当に素晴らしいものだと改めて感じます。

これからも日仏それぞれのカンパーニュの魅力を味わいながら、この奥深い世界を探求していきたいです!

皆さんのおすすめカンパーニュやパン屋さんがあれば、ぜひ教えてくださいね!

Au revoir! 

ABOUT ME
mochi-love
こんにちは。伊勢で数学の先生をしています。 数学を専門としながら、なぜか言葉、文化の違い、旅も大好き。 このブログでは、英語やフランス語の面白さ、そして世界各地の魅力的な異文化について、気ままに発信していきます。 少しでも「へぇ、そうなんだ!」と感じてもらい、あなたの異文化への扉を開くきっかけになれば嬉しいです。
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